安心して学び、仲間と共に成長する

当社では、新入社員一人ひとりが安心して社会人生活を一人前のエンジニアとして始められるよう、特に新人研修に力を入れています。
基礎的なビジネスマナーから専門スキルまで段階的に学べるプログラムを用意し、すぐに活躍できる力を育成しています。

新入社員研修で重視しているポイント

基礎をしっかり固めること
社会人としてのマナーやコミュニケーション、ITの基本知識を最初に身につけることで安心して業務を始められる土台をつくります。
仲間とのつながり
同期とのグループワークや共同演習を重視し、「一人で頑張る」ではなく「チームで取り組む」姿勢を育てます。
継続的な成長のきっかけづくり
研修をゴールにせず、その後も学び続けられる姿勢を養う事を大切にしています。

研修カリキュラム (入社~3ヵ月)

マナー研修

社会人として欠かせない挨拶や言葉遣い、
名刺交換などの基本マナーを丁寧に指導しています。

グループワーク研修

仲間と協力して課題を解決する力を養えるよう、グループでの討議や発表を指導しています。

各部署実習

実際の業務を体験しながら知識を応用できるよう指導しています。

開発発表会

新入社員同士グループごとに自ら考えたサービスを企画・開発し、発表する“開発発表会”を開催しています。
単に技術を学ぶだけでなく企画立案から開発、プレゼンテーションまでを一貫して経験することで実際の現場に近いプロセスを体感できます。
限られた時間の中でチームで試行錯誤し、完成度を高めていく過程は課題解決力を磨く絶好の機会です。
そして発表を通じて、自分たちがどれだけ成長したかを実感できるのも大きな魅力です。

システムソリューション技術部

新入社員がチームごとに企画・開発した成果を発表しました。
こうした実践的な模擬開発を通じて課題発見力・改善力を養えることが大きな特徴です。
いずれのチームも短期間ながら課題に真剣に取り組み、成果と反省を次につなげる学びを得ました。

発表会終了後の新入社員の感想
・詳細設計書の重要性が理解できました。
・開発を通じてJava、HTML、CSS、JavaScript、Postgres、Spring Boot など幅広い技術を実践的に学び、Webデザインへの理解も深めることができました。

今回の演習は、研修で培った知識を実務に活かす大きな一歩となりました。

システムプラットフォーム技術部

新入社員で形成された2つのチームが成果を発表しました。
いずれも実社会の課題をテーマに、独自の発想と技術を組み合わせた内容で、研修を通じた成長の跡が感じられました。
両チームとも、社会的な課題を的確に捉え、新しい視点から解決策を模索する姿勢が印象的でした。

発表会終了後の新入社員の感想
・研修で使用しなかった新たなセンサの知識を得ることができました。
・実務レベルに近い内容を学ぶ事ができました。

研修の枠を超えた挑戦は、
今後の実務でも大きな力となることが期待されます。

ネットワーク技術部

ネットワーク技術部では、実務に直結したスキル習得と資格取得を目指した部門教育を実施しております。
ネットワークの基本からルーティングなどの専門的な知識、各種サーバーの概要から構築、今や必須のクラウド・セキュリティまで、実務に役立つ技術を体系的に学び、即戦力としての力を養う研修を実施しました。
インフラ(ネットワーク・サーバー・クラウド)の資格であるCCNAやLPIC/LinuC、AWS認定資格の試験対策をカリキュラムに盛り込み、スキル習得と資格取得の両立を図っています。
配属後すぐに人工衛星の監視・制御プロジェクトへ。
研修で培った力を現場で発揮しています。
技術力からヒューマンスキルまで徹底的に磨く研修を実施

新入社員が現場で早期に戦力として活躍できるよう、「技術力」と「ヒューマンスキル」の両面を育成することを目標に、社内講師や外部研修機関による研修を実施しました。
基礎技術力を磨く研修では、まず「基本情報技術者試験」や「業務模擬体験」を通じてIT基礎知識と業務イメージを習得。
その後、専門分野ごとにソフトウェア開発・インフラ・組込みの専門研修を行い、JavaやCなどのプログラム言語、フレームワーク、データベース、ネットワーク、Linux、キットを使用した組込み演習など、実務に直結するスキルを身につけました。

3カ月間の研修では、ビジネスマナーから専門知識、チームでの開発経験まで幅広く学びます。
スタート時には不安も多かった新入社員達が、各部署毎の発表会では自信を持って自らの成果を発表する姿に大きな成長が感じられました。

新入社員研修後について

新卒からでも安心してエンジニアとしてのキャリアをスタート!
新入社員研修を終えた後も、さらなる専門知識の習得やスキルの深堀・深耕を目的とした研修を継続的に実施しています。
研修は、数多くの現場経験を持つベテランエンジニアが直接指導
実務で活かせる技術や最新の開発手法まで、現場目線で丁寧に学ぶことができます。
この取り組みにより、文系・理系を問わず、新入社員は着実にスキルを伸ばし、即戦力として活躍できる人材へと成長していきます。
電子工学センターでは、新入社員一人ひとりの成長を全力でサポートする環境を整えています。

※更新予定※

次回は、研修を終えた新入社員が自ら企画したソフトウェアを発表する様子をご紹介します。
昨年の先輩はこの発表をきっかけに製品化が決定しました。
電子工学センターには、新人の挑戦がそのまま未来につながる舞台があります。

まとめ

電子工学センターでは、このように新入社員研修を通じて実践的な開発演習や発表会を行い、着実な成長を後押ししています。
さらに、資格取得支援にも力を入れており、多くの新入社員が以下のような資格に合格しています。

主な取得資格
◆Linux Professional Institute LPIC-1 ◆基本情報技術者試験 ◆ITパスポート試験 ◆Java Programmer Silver SE 17
◆Cisco Certified Network Associate ◆C言語プログラミング能力認定試験 他多数

今年4月に入社した新入社員が、続々と業務関連の資格を取得しております。
日々の仕事と勉強を両立しながら、見事に合格をつかみ取りました。
当社では、社員のスキルアップを支援するための資格取得支援制度を設けており、
社員一人ひとりの挑戦を積極的に応援しています。

今後も、社員一人ひとりの「成長したい!」という気持ちを全力でバックアップしていきます。
また、当社には文系出身からエンジニアとして活躍している社員も多数在籍
研修と実務経験を通して、文理を問わずエンジニアとしてのキャリアを築くことが可能です。

「企業は人材を人材は企業を創る」の理念の元、
「挑戦する意欲」さえあれば、誰もが成長できる環境
それが電子工学センターの強みです。